ようやくリリースできました。シネコンからミニシアターまで事業規模に関わらず利用できるシステム/サービスのシアターパスです。

一般のお客様にとっては、1つのアカウントで導入事業者のチケット予約/決済ができるポータルサービスです。様々な小売店が集まるインターネット市場や多数のショップやブランドが参加するファッション系ECタウンのように利用できます。導入事業者(映画館)にとっては、劇場の動員数アップとシステム負担の軽減ができる画期的なプラットフォームとなっています。

シアターパスには初期導入費用や月額固定費などはなく、すぐに運用を開始することができます(Web予約/決済を利用するには別途決済代行会社との契約が必要です)。上映番組の編成は作品コマを置いていくだけのカンタン操作で、窓口での販売業務もとても使いやすいと評判をいただいています。シアターパスがあれば、日々の業務は今よりずっとラクになり、収益性は高まります。業務効率が上がれば、もっと多くの方に映画を鑑賞していただくために労力を振り向けられることでしょう。

もし近隣にある複数の映画館がすべてシアターパスを導入していたら、映画ファンにとって素晴らしい環境となることは間違いありません。その先の未来では、シアターパス導入事業者同士での上映リレーキャンペーンや共同イベント上映など、もっと映画を楽しんでいただく世界がつくれると思います。
また、想像したくない未来ではありますが…もし万が一また感染症が蔓延するようなことがあっても、シアターパスのように固定費がかからないシステムであればダメージは少なく済みます。支援チケットやサポート会員枠を新規に作成するなど、映画ファンに協力を仰ぐための仕組みもシアターパスには備えてあります。会員管理や会費をWeb決済できる仕組みがあるというのは、クラウドファンディングのような外部サービスに頼らなくても良いということです。

最後に、(期待を込めて書きますが)これから新たに映画館を作りたい方や「あの映画館を復活させたい」という方にとってもシアターパスは強い味方になると考えています。